育成クラブの育成は他クラブのためではない
- 鳥栖の移籍に思う
今日は少しまともな正論から外れます
気に入らない方は早めに回れ右してください
サガン鳥栖は今年多くの選手が旅立って行きました
まずクラブにお金がない、という話は主題から少し遠ざけます。
今日は育成クラブってなんぞや?て話をしたい
彼らの行く末はそれはそれで応援します。
そしてJ2や大卒の選手がこれだけ他のクラブから必要とされたことは鳥栖の育成、成長できる土壌が素晴らしいことではあります
しかしだ!
- サガン鳥栖は育成クラブ
いつの間にか共通言語のようになった
この育成クラブという言葉
大卒やユース、J2から安く選手を仕入れて
サガン鳥栖で成長させて高く売る
なるほどビジネスとしては正しい
そして選手も大きなクラブに行ける
鳥栖なら成長できる!
サポーターもユースや若い子の活躍や成長を見守ることができる
一見誰もが幸せに見えるこの理論
- 誰のための育成?
今日は言いたい
確かに上記の言葉は真実だし綺麗な話ではある
そうやってチャレンジする選手を責めるつもりはないし寧ろ応援する
安くいい選手を集めた強化部には拍手喝采だし、ずっと強いユースには賞賛の嵐を送ろう
だがしかし、だ
成長して
より良いクラブにいく?
より大きなチャレンジ?
挑戦しにいく?
それってつまり
鳥栖はこれ以上大きなクラブにならないって思われてんじゃない?
言い過ぎなのはわかる
極論かもしれない
しかし旅立っていった彼らがやりたい挑戦
それは「鳥栖では出来ないチャレンジ」と言われてるに等しい
鳥栖で成長するのは、最後は大きなクラブに行くため?
鳥栖で活躍するのは、いつか他のクラブに高く売るため?
鳥栖でやるのは、いつか他のクラブで、以下略
ふざけるな!
鳥栖そのものを強くしたい!
鳥栖というクラブを育てたいと思ってる僕は異端児ですか?
僕は単純に悔しい
もちろん買ってくれるクラブがなければ育成クラブとしてのビジネスモデルは成り立たないのもしれない
買って、売ることがメインの産業なら、ね
- 改めて思う育成クラブとは
僕が思う育成クラブとは、
本当はこうあってほしい
1.安く選手を取る
2.自前で育てる
3.成長した選手がクラブの価値をあげる
4.タイトルなり目に見える成果をあげる
5.ファンサポスポンサーが増えて収益が上がる
これが目指すとこじゃないかい?
つまり
育成が誰のためなのか?てとこだ
今の「最後は売る」がメインの産業なら
他のクラブのための育成になってんじゃないか?
1.安く選手を取る
2.自前で育てる
3.成長した選手を売る
(1に戻る)
というループであり、いつまでも
クラブの価値は今のままだ
もちろん今は今の価値がある
あるにはある
不遇の選手の再生工場
ユースからの早い昇格と躍進
でもこれでは、せっかく成長した選手の熟練のプレーを見るのは他チームだ
悔しいじゃないか!
成長した選手の美味しい場面を
自分のチームで見れないなんて
もちろん来るもの拒まず
去るもの追わず
美徳の精神も無くはない
でも悔しい
ユースや若い選手を使いつつ
成長させて、
サガン鳥栖をより大きくしよう!
というのが本来の育成クラブではないのか?
今の移籍の多さは
「サガン鳥栖のための育成」
ではなくなっていないか?
もちろんお金的な意味や、大きなクラブに行ける!という意味での鳥栖の価値はある
でも鳥栖そのもののクラブの格を上げたい!というビジョンが見たいんだ僕は。
クラブの格の上げ方の方向性として
神戸みたいにワールドクラスを集める方針もあれば、鳥栖のように自前で育成するという方針もある
その方針の違いなだけであって
クラブのより良くしていく目的は同じ意識であってほしい
少なくとも同じJ1の中で、僕は鳥栖が
大企業の下請けや出向先のように扱われてほしくはない
いつか鳥栖そのものを誇りある大きなクラブにしたいと思っていてほしい
そのチャレンジを放棄する気はない
- 鳥栖がもっと誇れるように
サガン鳥栖というクラブが好きだ
誰か特定の選手以上にその思いは強い
だからこそ「鳥栖のための育成」であってほしい
鳥栖産の選手がJ1のそこかしこにいる風景も面白い
気付けば代表も元鳥栖の選手ばかりやん!
てのも面白い
でもね
やっぱり育成して育った選手が長く鳥栖で躍進するのを見たいのだよ
そしてJのなかで鳥栖という価値があがり、
多くの選手が鳥栖に行ってみたい!と思うようになってほしい
育ったら他に行くための育成クラブ
そんなの悲しいじゃないか
最後に
それでも海外はやっぱり違うとか
色々あると思う
もちろん誰一人行かないで!なんて無理なのはわかってる
お金もいるし
そのお金の集め方が
育った選手がある程度長くいて
そこでタイトルや、鳥栖の価値を上げて
サポの増加やスポンサーの増加で経営が成り立つ
理想論かもしれないけど
僕は鳥栖にそうなってほしい
そうなれる土壌はあると信じてる
〆
※ この記事は、2022年2月3日にアメブロ「虚言」で書いたものを移しました。
